X-400、X450の組み立て
X-400、X450の組み立てに関して、質問や問い合わせが多かった点をまとめました。
<<モーターの取り付け>>
モーターの取り付けはメインギアを外した状態で行います。(仮止め)
その後、メインギアを取り付け、モーターギアとメインギアの位置を確認して本締めを行います。
メインギアがスムーズに動く位置にモーターを固定してください。
モーターギアとメインギアの間に適切な隙間が必要です。
モーターの取り付けの際は、斜めからでも締め付けが可能な、六角レンチを使うと便利です。
上写真の六角レンチは先端が角度を変えても回せるようになっています。
X-400,X450は狭いスペースでの作業が多いため、必須の工具です。
<<可動部分の確認>>
可動部分を確認し渋い動きをなくしていきます。
すでに、組みあがっていても、確認はできます。
場合によっては部品を外し、ちょっと手を加える必要があります。
1)メインローターがスムーズに動くか?
メインローターを手で、回してみてください。
渋い動きや引っかかるような動きをする場合、
オートローテーションギアとカウンターギアの噛み合わせが悪い可能性があります。
その場合はカウンターギアを固定しているねじ(下写真の黄色で囲んでいるねじ)を左右8箇所緩めます。
もう一度、メインローターを手で、回してみてください。
スムーズな動きが確認できたら、ねじを1個ずつ締めていきます。
そのときねじロック剤を再度塗ってから、ねじを締めてください。
(X-400 XPの場合はそのまま締めなおせばOKです。)
2)スワッシュプレートがスムーズに上下するか、スタビライザーがスムーズに動くか?
スワッシュプレートを手で上下させ、スムーズに上下するか、確認します。
また、スタビライザーを軽くたたいて見てください。たたいたスタビライザー戻るぐらいならOKです。
これが途中で引っかかる感じだとNGです。
スムーズな動きになるようにロッドエンドをボールリンクリーマー(ボールリンクトリマー)で削り滑らかな動きになるようにします。
※フライトデザインではJRプロポ製ユニバーサルリンクトリマーを販売しております。
3)テールのコントロールがスムーズに動くか?
テールも渋い動きの場合はロッドエンドをボールリンクリーマー(ボールリンクトリマー)で削ります。
また、X-400 XPの場合、テール・ピッチ・コントロール部分の接合がプラスチックになっていますので、ボール部分は1200以上の紙やすりでヤスリがけし、受け側はリーマーで削ります。
ヤスリがけは一度にしようとせず、確認しながら行います。
削りすぎてがたがでないよう注意してください。
その他、プラスチック部品は必要に応じてヤスリがけをしていきます。
そうすることで、可動部全体がスムーズな動きになります。
全ての可動部分がスムーズな動きになると、飛行性能は格段に上がります。
<<サーボの取り付け>>
デジタルサーボのSD109P(型番FD011-SD109P)とSD109M(型番FD011-SD109M)の取り付けについて。
写真を参考にしてください。写真はSD109Pですが、SD109Mも同じ要領で取り付けます。
エルロンとピッチサーボの固定
1)下側のサーボから取り付けます。
ナイロンナットをプライヤーではさんで内側に配置、外からキャップネジを取り付けます。
2)もう片方は逆にして取り付けます。
ナイロンナットをプライヤーではさんで外側に配置、内側からキャップネジを取り付けます。
この取り付け作業も、斜めからでも締め付けが可能な、六角レンチを使うと便利です。
3)この要領でもう一方のサーボ(上側)も固定します。
六角レンチにキャップネジを付け、落とさないように誘導します。
エレベータサーボの固定
デジタルサーボのSD109P(型番FD011-SD109P)とSD109M(型番FD011-SD109M)の取り付けにはスペーサーを使う必要があります。
内側からキャップネジを入れ、スペーサー、サーボと取り付けます。
(キャップネジは10mmを使用)
この要領でラダーサーボも取り付けます。
注意:SD109Mは写真のようにサーボが大きいためキャノピー固定のフックがかかりません。
そこで、キャビンクロスメンバーの間にスペーサーを入れてフックがかかるようにします。
上写真はキャップネジM2×10mmとスペーサー穴径M2×2.5mmを2個(計5mm)使用しています。