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ヒューズSXを楽しもう!ヒューズSX(HUGHES SX)は下の写真のような化粧箱に入っています。
※送信機は日本向けにモード1に設定されております。
説明書を読んで、大体の構成が理解できたところで次はフライトの準備です。
リポバッテリーには逆挿し防止の溝があります。溝を合わせて写真のように充電端子にリポバッテリーを差し込んでください。(逆挿ししても壊れることはありませんが、充電できません。よく確認してください) 電源スイッチは上写真の位置にあります。
リポバッテリーの充電ができるとヘリコプタの機体の下にあるバッテリーソケットにバッテリーを挿入します。
下の写真はヘリを下から見たところです。ヘリの下部にバッテリー装着用のソケットがあります。
フライトさせる時、最低限のトリム調整が必要です。
小さな機体ですので、狭い室内でも十分飛ばすことができました。
アップグレードを試してみよう!ノーマルフライトに満足したら、次にアップグレードパーツが気になります。 上写真はフライトデザインで販売しているアップグレードパーツです。 今回はヒューズSXをアップグレードパーツでフル装備する様子をご紹介いたします。 外したパーツはふた付きのケースに入れると何かと便利です。 1 先ず、最初にヘッドを外しますヒューズSXのヘッド構造は上からスタビライザーバー、ローターブレード、スワッシュプレートと並んでいます。 1-1 スタビライザーバーとローターブレードの間のリンケージロッドを2個外しますリンケージは爪で引っ掛けて外すと簡単に外せます。
1-2 ローターブレードとスワッシュプレートの間のリンケージロッドを2個外します黄色で囲んだところにあるリンケージロッドを外します。
1-3 ローターブレードを外しますメインブレードを外すためには黄色で囲んだところにあるねじを外す必要があります。
1-4 スタビライザーバーを外しますスタビライザーバーは固定ピンで固定されています。
2 スケールボディーを外します次はスケールボディーを外したいと思います。 左側面のねじの位置
右側面のねじの位置
ねじを全て外すと、残りは接着面を外します。 カッター等を使用して接着面を丁寧に外します。 片側を取り外した状態(何だか、分解模型みたいです)
3 各パーツを外します次はヘッドから順番に各パーツを外したいと思います。 3-1 ヘッドを外すヘッドは2つのねじで固定されています。2つのねじを外すことで簡単に外せます。
3-2 スワッシュプレートを外すヘッドを外すと、スワッシュプレートは簡単に外せる仕組みになっています。
3-3 メインシャフト・カーラーを外すメインシャフト・カーラーは一つのねじで固定されています。
3-4 スワッシュガイドを外すスワッシュガイドはフレームにはめ込まれいるだけです。
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上写真はステックタイプのロックタイト248 | |
上写真は液体タイプのロックタイト242 |
スワッシュガイドは溝に合わせてはめ込むだけです。
がたつきがある場合は接着剤等で固定するほうがよいかもしれません。
スワッシュガイド | スワッシュガイドの取り付け |
カーラーの取り付けはねじにより固定します。
ねじの取り付けには必ずネジロック剤(ねじのゆるみ防止剤)を使用してください。
メインシャフト・カーラー | メインシャフト・カーラーの取り付け |
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ねじはしっかり最後まで入れます。 |
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※ねじが通りにくい場合はメインシャフト(マスト)のねじ穴をキリなどを使用して軽く広げます。
ガイドにピンを通し、後はリンケージをします。
スワッシュプレート | スワッシュプレートの取り付け |
このスワッシュプレートは標準品と比較し大変精度の高い作りになっております。
標準品のスワッシュプレートは傾斜を支持する中央のボールを省略した設計になっておりますが、
このメタル・スワッシュプレートでは一般的なラジコンヘリで広く採用されている機構を
そのままダウンスケールした本格設計になっております。
ヘッドは最初に、組み立てる必要があります。
付属のシャフト(スピンドルシャフト)とダンパー、下写真には写っていませんがワッシャーを
説明書に書かれている手順に従って装着します。
このヘッド構造は一般的なラジコンヘリで広く採用されている左右に貫通したスピンドルシャフトとそれを支持する二つのゴムダンパーを使用した本格設計になっております。
この機構を採用することでローターの回転による不要な微振動を軽減させ飛行を安定させる効果があります。
ヘッドのパーツ | 組み立てたヘッド |
次に、この状態で、スタビライザーバーを取り付けます。
スタビライザーバーのパーツ | スタビライザーバーの取り付け ※スタビライザーバーの取り付け方向に 注意してください。ジョイントボールは 上写真の方向になるようにします。 |
固定ピンを通します | 最後にヘッドを固定して完了 |
全てのパーツの取り付けが終わると、後はリンケージをして完了です。
ヘッドは新タイプのV2ヘッドを装着します。
ヘッドのパーツ | |
シャフトとダンパーを装着 | ブレードを装着 |
組みあがりは上記の写真のようになります。
ヒューズSX(HUGHES SX)にも問題なく装着できます。
リンケージには標準のロッドを使用します。
※リンケージするときロッドの真ん中に力を入れすぎてロッドを壊さないようにしましょう。
下写真は失敗例です。黄色で囲んだところが見事に折れてしまいました。
V1ヘッド | V2ヘッド |
新タイプV2ヘッドのデザインは標準のリンケージを使用する形になっています。
操作性では従来のV1ヘッドに比べV2ヘッドのほうが機敏に反応します。
マイルドな操作性が好みの場合はV1ヘッドのほうをお勧めします。
(V1ヘッドの方が操作しやすいです。)
V1ヘッド:マイルドな操作性
V2ヘッド:機敏な操作性
製品の詳細でも説明されていますが、スタビライザーのウエイトでずいぶんフライトの印象が変わります。
@ラージ
安定したフライトに調整したい場合はラージを選択します。
Aスモール
機敏なフライトに調整したい場合はスモールを選択します。
Bミドル
さらに微調整をしたい場合はオプションのウエイト(FD-XT-XNE006-B)が用意されています。
お好みで調整してください。
スワッシュプレートのリンケージ位置ですが、@幅の狭い側とA幅の広い側の2種類あります。
@幅の狭い側:マイルドな操作性
マイルドな操作性が好みの場合は幅の狭い側を使います。
(こちらの設定の方が操作しやすくなります。)
A幅の広い側:機敏な操作性
機敏な操作性が好みの場合は幅の広い側を使用します。
リンケージの動きが渋い場合どのようにするのかを紹介します。
内径が大きいロッドエンドの場合はユニバーサルリンクトリマー等の工具を使えば作業は簡単です。
しかし、ヒューズSXやブレードmSRのようなマイクロヘリで使われるロッドエンドの内径は非常に小さいく専用工具も見当たりません。
このような(リンクトリマー等の工具を使わない)場合は通常、渋みを解消する為にラジオペンチ等でロッドエンドを挟み内径を広げます。
(ロッドエンドの樹脂の部分を押しつぶすことにより、内径が広がります)
※この方法はジョイントボールが金属製の場合にのみ有効な方法になります。
作業例1) | 作業例2) |
ロッドエンドの周りを加減しながら挟みます。
ロッドエンドを押しつぶして内径を広げるイメージで作業します。
あまりやりすぎるとゆるくなりすぎるので、適切なところで作業を終了します。
上写真のように組み込んでからの作業は非常に大変です。
組み込み前に行うことをお勧めします。
また作業を簡単にする便利な工具を紹介します。
金属パーツを使った加工だと、作業がしにくいばかりかちょっとしたミスでパーツを傷つけたりすることがあります。
これらの問題を解消するため、後記の工具が有効だと思いますので一度試してみてください。
ドリルの刃を固定するピンバイスとジョイントボールを用意します。
このジョイントボールはフライトデザインで販売されているアルミ製ジョイントボール(型番:FD-MH-MSR021)です。 ブレードmSR用のものですが、流用可能です。 ピンバイスは1mm程度のドリルの刃が挟めるものであれば使用可能です。 | |
左写真は拡大したところです。 | |
左写真のようにピンバイスとアルミ製ジョイントボールを組み合わせると、ちょっとした専用工具に早代わりします。 | |
加工したいリンケージロッドを左写真の様に挿入して作業開始。 | |
あとはペンチで押しつぶすように周りを挟んで内径を広げる作業です。
これだと作業が簡単にできます。 |
標準のリンケージ部品のミキサーアームを金属パーツに交換します。
上写真はエクストリーム製の金属製ミキサーアームになります。
上写真はミキサーアームを装着したところです。
金属製ミキサーアームはプラスチック部品に比べ余分なガタが少なくフライトの安定性が向上します。
元々装着していた標準部品が複数回のフライトで幾分ガタが出ていたのかもしれませんが、
金属製ミキサーアームに交換し実際にフライトして確認すると予想以上に安定性が向上しました。
金属製ミキサーアームはプラスチック部品に比べ耐久性もありますので、リンケージ交換の際には
お勧めのアップグレードだと思います。
エクストリームから4種類のメインローターブレードが販売されています。
形状は全て同じで、白をベースにしたものと黒をベースにたものがあります。
また、模様はヘキサ模様とリボン模様の2種類があります。
上写真は黒ベースのヘキサ模様です。
※白ベースのブレードは販売を終了しました。
内容はブレード1セット、ブレード固定ねじ4本、シール1つです。
上写真を見れば分かりますが、特徴はブレードの先端部分を上に曲げています。
上写真は標準のブレードとの比較です。
先端部分の曲げは揚力を効率的に伝えるためのものです。
また、プリントされた模様はデザインの他に、フライト中のローター面が分かりやすくなり姿勢把握しやすくなるメリットもあります。
上写真は装着したところです。
見た目は標準品に比べ質感がよくなりました。
ベースの黒色も標準品と比べつや消しのためか落ち着いた感じがします。
各部品の制限事項を紹介します。
ヒューズSXにソロマック用のアップグレードを使用する場合、下記の制限事項をご理解の上、お願いします。
※下記にご紹介する製品は制限事項からヒューズSXのカテゴリーには入れておりません。
ご購入をご検討の方はSolo
Maxx Vのカテゴリーのアップグレードパーツをご覧ください。
スワッシュガイドのガイド下部の幅に関して | |
標準品に比べ若干、幅が広くなっています。 そのため、ガイド下部がボディーに接触します。 (動作には影響ありません。) | |
上から見たところです。 ボディーの図で示している部分が接触しています。 | |
外見は問題ありませんが、 黄色の丸で囲んでいるあたりが接触しています。 |
スワッシュプレートのアーム部分の厚みに関して | |
標準品に比べ若干、厚みがあります。 エルロン、エレベーターの舵を最大にした時、 スワッシュプレートのアーム部分がボディーに接触します。 通常のフライトでは問題ないレベルです。 気になる方はボディーを加工してください。 |
ここで紹介する内容は全てフライトデザインのテスト機体を元にしたものです。
全ての機体がここで紹介する内容と一致しているわけではございません。
お客様の機体調整の参考に提供している情報です。
離陸時、機体が後ろに傾き、テールが床に接触することがよくあります。
バランスが悪いのでしょうか?そこで、離陸時に重心を前方にするためスキッドの角度をかえてみます。
なにもしていない状態 | 後ろを持ち上げてみる |
上写真の黄色で囲んだ部分の幅を広げることでテールが持ち上がります。
スキッドとフレームの幅を確保のため、収縮チューブやシリコンチューブをスキッドとフレームの間に入れます。
上写真は収縮チューブをスキッドとフレームの間に入れ幅を確保しています。
加工後の状態、重心が前方に移動して以前より座りが安定したように思います。
ボディーが問題なく装着できるか確認します。
ボディーの装着は特に問題はないようです。
ボディーの装着完了。
フライトしてみた感想ですが、以前よりずいぶん離陸が容易になりました。
ウエイトによる調整
テストフライトを繰り返しているうちホバリング時、機体が前後によくふらつく現象が発生していることに気が付きました。
バランスが悪いのでしょうか?
考えられる原因は通常 1)ブレードバランス 2)スタビライザーバランス 3)機体のバランス が考えられます。 1)、2)は特に問題ないようでしたので、機体のバランスを見ることにしました。 機体を安定させるためウエイトを入れてみます。 機体のあちらこちらにウエイトを入れ実際にフライトさせ様子を見ます。 数回のフライトでテール部分にウエイトを入れると飛行が安定することが分かりました。 全ての機体が同じとは限りませんが、機体がふらつく現象がある場合にウエイトによる調整が有効だと思われます。 |
実験結果を元に、調整開始です。
機体のふらつき解消のためテール部分にウエイトを入れて調整します。
※機体は安定するのですが、重くなることにより飛行時間が短くなると言う欠点があります。
はんだをウエイト代わりにテールに
巻きつけ、適当な長さでカットします。 |
上写真はウエイトを巻きつけた状態です。 |
上写真テールの点線の範囲にちょうど良い具合にウエイトを入れるだけの隙間があります。
このスペースを利用すると外見を損なわずウエイトを付けることができます。
ウエイト調整のコツですが、最初はウエイトを多くしてフライトさせ、
様子を見ながら減らしていくとよいと思います。
上写真はウエイト装着後の状態です。外見はウエイト装着前と変化ありません。
フライトしてみた感想ですが、このウエイトによりふらふらした感じが改善されました。
さて、ヒューズSXの魅力はただ単に飛ばすだけでなく、スケールヘリならではのスケール感を味合う楽しみもあります。
機体に手を加えて、オリジナル?ヒューズSXを楽しんで見るのはいかがですか?
下写真はフライトデザインでヒューズSXを購入いただいたお客様である葛城さんの作品です。
あまりにも出来がよいので、欲しいと声が出たほどです。
それもそのはず、葛城さんの趣味はソリッドモデル(※1)の作成です。
写真では上手く表現できていませんが、実物は塗装の光沢もあり大変綺麗な仕上がりです。
皆様も、オリジナル・ヒューズSX作りの参考にされてみてはいかがでしょうか?
※1 ソリッドモデル:
主に航空機を木材などの素材を使い、設計から組み立てまで全てハンドメイドで行う模型です。
ソリッドモデルの実物を拝見挿せていただきましたが、
緻密なデイテールや見えない細部までこだわった作りは模型とは思えないほどリアルなものでした。
外装はU.S.ARMY仕様に変更、
ベースは白のヒューズSXのボディーにプラサフで下地を作りプラカラーで塗装。
細かいデテールは実機の写真を参考に手を加えたそうです。
両側面にはロケットラウンチャー?が付けられています。
これは手作りだそうです。前から見る(下写真を参照)と分かるのですが細かいミサイル発射口もリアルに再現されています。
スキッドは背を低くしアルミの棒をつけています。これでより、リアルにカッコよく仕上がっています。
前方からみた様子 元々前の下部にあったLEDは外され、 後ろ上部に青と赤が交互に光るLEDが配置されています。 細かなところも、1手間加えることで、よりスケール感が増し、 見ていて楽しくなります。 見た目だけでなく、飛行に影響しないように各部品も軽く作成されいます。 |
左側面 | 右側面 |
LEDが青く点灯 | LEDが赤く点灯 |
ディスプレーをカッコよくしたい!
でも、なかなかここまで自作するのは難しいです。
そこで、無理言って数量限定ながら、スキッドを作ってもらうことにしました。
ご希望の方は、オリジナルパーツのヒューズSX・ハンドメイド・スキッドをご覧ください。
※本製品は販売を終了しました。
スタビライザーのウエイトをブレードタイプに変更して見た目もカッコよくしたい。
次に紹介するのはフライト性能アップと共に見た目にもこだわった自作スタビライザーです。
このスタビライザーももちろんハンドメイドです。
スタビライザーのウエイトをブレードタイプにするためアルミからの削りだしで部品を作っています。
スタビライザーのウエイトをブレードタイプに変更することで、見た目もカッコよく変身。
操作感も標準品に比べ俊敏さがアップしています。
また、標準よりバーの長さを短くすることで、急激な動きでバーがしなる独特の動きも軽減しています。
左の写真はスタビライザーブレードを拡大したものです。 このスタビライザーブレードはアルミ金属の削りだし 部品となっております。 このアルミ部品もハンドメイドと言うから驚きです。 (工作機は使っています) | |
このスタビライザーブレードもオリジナルパーツで販売を開始しました。
ご希望の方は、オリジナルパーツのヒューズSX・ハンドメイド・スタビライザーをご覧ください。
※本製品は販売を終了しました。