はじめに
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本格的にラジコンヘリコプターを始めるには?をテーマに次の順で説明していきます。 硬い説明ではなく私自身の感想や考えも織り交ぜた文章にしていきます。 感想や考えは個人的な主観ですので、強制するものではありません。 感想や考えに対するご意見は、あくまで個人的な主観ですのでご遠慮お願いいたします。
@最初になにが必要なの?(ラジコンヘリコプターに必要なものを揃えよう)
Aラジコンヘリコプターの組み立て前の準備
Bラジコンヘリコプターの組み立て、調整のしかた(調整のポイント)
C飛行調整(ラジコンヘリコプターを飛行させ調整します)
Dホバリング練習(ラジコンヘリコプターの飛行練習)
ここまでできれば次はステップアップです。 ラジコンヘリコプター中級編に進みます。
本ページは少しずつアップしてまいりますので、全部そろうまで時間がかかるかと思いますが、ご了承お願いいたします。
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■保険
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保険への加入
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ラジコンヘリコプターは大変危険なものです。
もしもの為に保険には加入しましょう。
ラジコン操縦士の登録と同時にラジコン保険に加入ができます。
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■ラジコンヘリコプターキット&プロポ
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ラジコンヘリコプター本体 |
| これが無いと始まりません。 組み立てキットや半完成品、完成品と色々な形で商品があります。 私は完成品=入門機とは考えていません。 入門者も組み立てキットからはじめるべきだと考えています。 なぜなら、ラジコンを初めてのころは必ず墜落させて壊してしまうものです。 そのとき、自分で修理をしてまた飛ばすという作業が必要になります。 であれば、組み立て時に機構を理解してヘリコプター作る方が、後々、役に立つと思うからです。 何回も壊していると修理する手際も良くなります。
最初はX-400の比較的安価なものをお勧めします。 もちろん、初心者の方でも最高機種のX-450
XLを購入されても、問題はございません。ただ、費用面と墜落させて壊したときのショックを考えると、、 でも、最初からいいラジコンヘリを揃えたくなりますよね。 私もそうでした。下手な横好きでしょうか道具だけはよいものを揃えたくなります。かえってその方は真剣になり上達も早いかもしれません。
※完成機であっても、そのまま飛ばせると思わない方がよいと思います。 ねじはゆるんでいないか、全て確かめる必要があります。 場合によってはねじロック剤を使用するなど、ゆるみ止め対策をします。 このことは、ラジコンヘリをあつかう上で常識と考えてください。
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送受信機(プロポ、受信機) |
| プロポとは送信機のことです。初めての方は聞きなれない言葉だと思います。 プロポーショナル・コントローラの略でプロポと呼びます。 プロポーショナルは量を意味し、送信機のコントロールステック動き量に合わせて、サーボをコントロールすることからプロポーショナル・コントローラと呼んでいます。
メーカについてはご自分のお好みで選択すればよいと思います。 性能に関しては、ヘリコプター用の6チャンネル以上のもので、CCPMに対応しておりスロットカーブやピッチカーブの調整ができるものが必要になります。 (最近販売されているプロポは大抵この機能が付いています。購入する際は、念のためご確認をお願いします) また、将来性を考えれば、7チャンネル以上がお勧めです。 飛行機なども飛ばしたいと考えている方は9チャンネル以上がお勧めです。飛行機に懲りだすと、結構チャンネルを使用します。 今から、購入を検討される方は2.4G対応のものが良いでしょう。
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サーボ |
| ヘッドのコントロール用が3個、ラダーのコントロールに1個必要になります。 ラダー用は最近ジャイロとセットになった高性能のものがあります。 ホバリング練習からはじめるのであれば、
W-060BB×4個で十分です。 |
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ジャイロ |
| 電動ヘリコプター用の小型ジャイロで十分使用できます。 最近は小型電動ヘリコプター用のヘッドロックジャイロがありますので、ヘッドロックジャイロがお勧めです。
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バッテリー |
| バッテリーの容量により多少フライト時間も変化します。 容量の違いによりバッテリーの重さも変わるため、フライトの操作感も変化します。一度使用するバッテリーを決めたら、しばらくは同じ容量のバッテリーを使うことをお勧めします。(これは操作感を一定に保つためです)
軽いバッテリーの方が操作感がいいと思いますが、飛行時間を考えると容量の大きなバッテリーになります。 予算に合わせて選択してください。 |
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充電器 |
| 通常、充電器は安定化電源とセットで使用します。 安定化電源をお持ちでない場合はAC電源(ACコンセント)に対応した充電器もございます。 すでに安定化電源等をお持ちの場合はHyperion EOS 0606i 等の充電器がお勧めです。
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■工具&調整器具
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ドライバや六角レンチ等 |
| 安価なものでも十分です。 これは、PRですが私どものご用意した工具は使いやすく設計されています。ぜひご使用をお願いします。 |
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プライヤーやピンセット |
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細かい部品を扱う場合に使用します。 |
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ボールリンクプライヤー |
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ボールリンクとロットエンドの脱着に使います。 リンケージ調整の必需品になります。 |
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ピッチゲージ |
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メインブレードのピッチ角の調整のために必要になります。 |
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ブレードバランサー |
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忘れがちなのがブレードのバランス調整です。 最近のブレードは比較的バランスがとれていますが、 それでも、念には念をいれた調整が必要です。
調整の仕方は軽い方のブレードにウェイト用のシールを貼ります。 ウェイト用のシールを調整してバランスがきっちりとれるようにします。 |
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はんだごて |
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40W以上のはんだごてならコネクタの太い配線もできるかと思います。私は用途に合わせて色々使い分けていますが、温度固定式のはんだごてが使いやすいと思います。 高級なものだと温度調整式のものもありますが、温度固定式のもので十分かと思います。
私のお勧めは はんだこての先は細いものより太めのもの。 温度もなるべく高めのもの。ワット数も高めのもの。 温度固定式。 です。
はんだごてのコテ先のクリーニングは水に浸したスポンジや、金属たわしを使用します。 どちらでも結構ですが、水に浸したスポンジを使うと温度下がるめ、嫌がる人もいます。 |
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ヒートガン |
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収縮チューブの収縮に使います。 かなりの高温になりますので使用時は注意が必要です。 はんだごてを使い無理やり収縮させる人もいますが、この方法はお勧めできません。 収縮の仕上がりはヒートガンを使用したほうが綺麗に仕上がります。 ヒートガンも各社から発売されていますが、
収縮チューブに対応したものをお選びください。 |
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はさみ |
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キャノピーの加工などに使用します。 また、両面テープやデカールの切り取りに使用します。 できれば用途に合わせたはさみをご用意すると良いでしょう。 お値段は張りますが、BAHCO等のメーカのはさみは大変使いやすくできています。 はさみ刃先について 写真では分かり難いかも知れませんが、刃先がギザギザになっています。 このタイプを使えば両面テープやデカールもひっつきにくく切りやすいです。 |
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ノギス |
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ロッドの長さやスタビライザーバーの長さ調整と使用頻度が高い工具です。
通常のノギスでも問題ございませんが、デジタルノギスは液晶に数値がデジタル表示されますので大変使いやすいです。 |
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■ケミカル用品
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ねじロック剤 |
| ねじの締め付けには必ず必要になります。
(※ゆるみ止めナットを使う場合は必要ありません)
ロックタイトを使う場合、ねじのゆるみ止めには中強度のものを選びます。
高強度はベアリングの固定に使用します。
※ねじのゆるみ止めにも色々と種類がありますが、必ず模型の使用に適合したものをお使いください。 |
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瞬間接着剤 |
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対衝撃タイプの接着剤がお勧めです。 |
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グリス(円滑剤) |
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グリースと呼ぶこともあります。グリスにも種類があります。
駆動部でスライドする部分やベアリンク部分等、使用用途に合わせてご使用ください。
また、プラスチックを侵食するタイプもありますから、円滑剤の説明書をよくよみ使用可能か判断してください。 |
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■その他 |
両面テープ |
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受信機やジャイロの固定に使用します。 ※種類がいろいろとあります。厚み等、用途に合わせて選びます。 素材によっては粘着の効果が得られないものがあります。必ず素材に適合したものをお使いください。X-400,X-450シリーズの場合、フレームはアルミ製ですので金属とプラスチック素材にも粘着効果のあるものをお使いください。
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結束バンド |
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インシュロックと呼ぶこともあります。 配線を束ねる、または固定等の用途に使用します。
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サーボ配線用延長ケーブル |
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サーボの配線をするとき、ケーブルが短く、受信機に届かないといったことがよくあります。
使用する受信機の位置や、サーボにより、ケーブルが届かない場合は延長ケーブルを使用します。
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フライト補助器具(アメンボー) |
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アメンボーを装着すると操作ミス等による機体の破損などを軽減してくれます。 初心者の方はアメンボーの装着をお勧めします。
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ラジコンヘリコプターが一式揃うと次のステップは組み立て前の準備です。
X-400,X-450シリーズはCCPM-120度を採用しています。
※本ページではプロポの詳細までは説明できませんので、詳細はプロポ付属説明書をご覧ください。
※ここではX-450 CCPMを前提に説明させていただきます。
他の機種では当てはまらない点もございますのでご注意してください。 |
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■組み立て前に確認
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機体の組み立ての前に下記の作業をします。 @プロポの設定(初期設定) Aモーターとアンプの結線確認
順に説明していきます。
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@プロポの設定(初期設定)
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最初にプロポの初期設定を行います。 スワッシュのタイプはCCPM-120度を設定してください。 ※その他の設定は初期状態にしてください。 |
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CCPM-120度の120度とは120度間隔でスワッシュプレートを支持していことを示します。 エルロン、ピッチ、エレベータがそれぞれ120度間隔で配置されています。 |
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※CCPMの場合、エルロンとピッチのコントロールが明確に分かれていない為、左右をエルロン、ピッチとしています。 CCPM以前のコントロール方式ではエルロンとピッチのコントロールが明確に分かれていました。
現在では、サーボから直接スワッシュプレートのコントロールが可能で機構が単純なことからCCPM方式が主流のようです。 |
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CCPMとはCyclic Collective Pitch Mixing の略で3つのサーボを使って電気的にミキシングし、スワッシュプレートをコントロールする機能です。(色々呼び名があります)
何だか、こんなこんな風に説明されるとよく分かりませんね。簡単に言うと、サーボを一つずつ動作させるのでなく、3つのサーボの動作を組み合わせてコントロールでできる機能です。 |
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動作をまとめると
@ピッチ動作(メインブレードのピッチ)は3サーボが動きスワッシュプレート上下させます。
Aエルロン動作(左右)はエルロンとピッチのサーボが動きスワッシュプレートを左右に傾けます。
Bエレベータ動作(前後)は3サーボが動きスワッシュプレートを前後に傾けます。
右図のような説明がプロポにあるはずです。
図に合わせて動作モードをお選びください。 |
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※スロットルの設定
JR製のプロポと双葉製のプロポではシグナルの仕様が異なります。双葉製のプロポをお持ちの方はスロットルをリバースに設定してください。 JR製はリバースにする必要はありません。 |
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Aモーターとアンプの結線確認
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モーターとアンプの結線を確認する際は、モーターマウントに固定しておきます。 ※アウターモーターはモーターケースも一緒に回ります。そのまま回転させると危険です。
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手順: |
@アンプのコネクタ接続は受信機のスロットルコネクタに接続します。受信機のコネクタが番号表記の場合はスロットルに対応する番号に接続します。 |
Aスロットルは最ロー(右ステックが一番下の状態)であることを確認します。また、アンテナは目一杯伸ばしておきます。それから、プロポの電源を入れます。 ※この手順は安全確保の基本です。習慣付けましょう。 | |
Bアンプにバッテリーを接続します。
電源が入ると音が出ます。(この音、モーターから出ているんです。) Cスロットルステックを軽くあげモーターを回します。
モーターの回転方向を確認します。
| モータとアンプの接続は3本の線を接続します。接続の組み合わせによっては逆回転する場合があります。その場合は何れか2本の線を入れ替えて接続し直します。回転方向が正しい回転になるようにします。 |
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組み立て前の準備ができたところで、次のいよいよ組み立て作業に取りかかります。
※ここではX-450 CCPMとサーボW-060BBを前提に説明させていただきます。
他の機種やサーボの組み合わせでは当てはまらない点もございますのでご注意してください。
※各部品の用語や呼び名はメーカにより若干違いがあります。写真や図で確認しながら、作業してください。 |
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■組み立て開始
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組み立ては付属の組み立て説明書に従い組み立てて下さい。
組み立てには多少苦労するところもあるかと思いますが、忍耐強く組み立てください。
モータ、アンプ、サーボの取り付けまで終われば組み立て工程は終わりです。 X-400
XP、X-450 XLの組み立てに関してはラジコンヘリコプター組み立てでも紹介しています。X-400
XP、X-450 XLの組み立ての参考にしてください。
金属接合の全てのねじにねじロック剤を使用する。 これは、ラジコン模型組み立ての常識となっていますが、完成機であっても全てのねじをねじロック剤を着けて再度、締めなおします。特にラジコンヘリにの場合、飛行中の振動でねじが外れると大変危険です。 ねじのゆるみには注意してくださ。 |
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キャノピー取り付けの注意、可動部分の邪魔にならないようにカットしてください。
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サーボの取り付けはサーボ付属のものを使わず、 キャップねじとナイロンナットで固定すると作業も楽ですし、見た目も綺麗になります。
サーボ固定ねじセットがお勧めです。
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※W-060BBを使用する場合のサーボホーンについて |
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W-060BBを使用する場合、下記の位置にジョイントボールを取り付けます。
基本はスワッシュプレートのコントロール用サーボは全て同じものを使用し、サーボホーンは長さを揃えます。
不要な部分はカットして動きの妨げにならないようにします。 |
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■サーボの結線
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サーボの調整や結線確認の際はモーターが回らないよう、接続しないようにします。
受信機用の電源バッテリーがあれば設定時にアンプから電源を取らず、受信機用の電源バッテリーから電源を取ります。
(調整時に、よく使いますので、プロポ購入の際にプロポに付属していない場合は受信機用の電源バッテリーを一緒に購入しておくと良いと思います) |
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結線の確認手順 確認作業中も電源の投入手順、遮断手順は必ず守って下さい。
@3サーボ(エルロン、ピッチ、エレベータ)を受信機に接続します。詳細はプロポ付属説明書をご覧ください。
※CCPMの場合はエルロン、ピッチは左右どちにするか決まっていませんので、この時点では仮に結合しておきます。後で、動きに合わせて左右を入れ替えます。 |
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A接続が完了するとプロポの電源に続き、受信機の電源を入れます。
Bプロポのスロットルステックを真ん中(ホバリングポジション)にして、サーボホーンを取り付けます。水平になるようにサーボホーンを取り付けます。(仮ですので大体でいいです)
Cサーボの動作確認。 組み立て前の準備で説明した動作(ピッチ動作、エルロン動作、エレベータ動作)になっているか、確認します。
エルロン、ピッチの動きが逆になっている時は電源を切り、エルロン、ピッチ(左右)を入れ替え@の手順より再度行います。
リーバースに設定する必要があるサーボがあります。
サーボの取り付け方により、2通りのパターンがありますので注意してください。
エレベータのサーボを基準にすると分かりやすいです。
スロットルを上げたときエレベータも上がれば、エレベータはノーマルです。
逆の場合はリーバースにします。
また、エレベータと同じ向きのサーボは同じ動作をしますので合わせて変更します。
エレベータと反対向きのサーボはエレベータと逆の設定をします。
サーボの動作のパターンをまとめると下記になります。
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パターン1 |
パターン2 |
エレベータのサーボ、エレベータと同じ向きのサーボ |
ノーマル |
リバース |
エレベータと反対向きのサーボ |
リバース |
ノーマル |
プロポとスワッシュプレートの動きを図にまとめた表をご用意しました。
動作確認の参考にして下さい。
スワッシュプレート、上下の動作 |
スワッシュプレートを後ろから見た図
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スワッシュプレート、左右の動作 |
スワッシュプレートを後ろから見た図
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スワッシュプレート、前後の動作 |
スワッシュプレートを横から見た図
左が前、右が後ろです。
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■サーボの動作設定(エルロン、ピッチ、エレベータ)
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調整作業中も電源の投入手順、遮断手順は必ず守って下さい。
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ニュートラル調整
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サーボの動作が正常であることを確かめた後、次にニュートラルの調整をします。
スロットルステックを中央にしたとき全てのサーボホーンを水平にします。 |
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わずかに、ずれている場合はサブトリムで調整します。
サーボホーンが上手く指定の位置にならないことがよくあります。
そんな時は指定位置に一番近い位置にサーボホーンをいれます。
そして、プロポのサブトリムで調整します。
※このときのサーボの角度が設定の基準となります。
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スワッシュプレートの確認
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ニュートラルの調整が終わった後、スワッシュプレートが水平になっているか、確認します。 機体を前後、左右からみて水平になっていれば正常です。
わずかに、傾いている場合などあれば、ロッドの長さを変えて調整してください。
どこから見ても水平になっていないといけません。
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ストローク幅とピッチ角の確認
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さて、リンケージが一通り終わったところで、ストローク幅(サーボホーンの可動範囲)とピッチ角(メインブレードの傾斜角)を確認しましょう。
プロポの設定を何も触っていない状態(デフォルト、初期状態)でのピッチカーブは下記の図のような直線になっているはずです。
ここではスロットルを動かしサーボの可動範囲とピッチ角を確認します。 |
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※この時点ではピッチカーブの設定は上図のようにフラットにしておきます。
フラットでない場合はフラットにしてください。 |
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スロットル0%のときのピッチ角 スロットル50%のときのピッチ角 スロットル100%のときのピッチ角 を確認します。 |
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X-450 CCPMとサーボW-060BBの組み合わせの場合、
リンケージが上手く調整されていると大体、スロットル0%のときに約-8度、スロットル50%のときに約0度、スロットル100%のときに約+8度になっていると思います。
(多少、誤差があるかも知れません、目安と考えてください)
この場合、可動範囲は-8+8=16になります。この範囲での設定が可能になります。
ここで、重要なのがニュートラル(スロットル50%)のときのピッチ角になります。
ニュートラル(スロットル50%のときのピッチ角)が約0度になっているか確認してください。 0度になっていれば、プラス方向にも、マイナス方向にも、効率よくメインローターを可動することができます。
ずれている場合はピッチ角の調整を行い0度にします。 ピッチ角の調整は次の「ピッチ角の調整」で説明しています。
リンケージが上手く調整できている場合はニュートラル調整は終わりです。 ピッチ角の調整が必要ない場合は「ピッチ角の調整」を飛ばし「サーボの動作設定(ラダー)」に進んでください。
※機種やサーボの組み合わせで、ストローク幅が異なります。
スロットルをローにしたとき、ガイドピンがスライドブロックからはずれた場合は直ちに動作確認を中止して、リンケージの確認をしてください。場合によってはサーボの可動範囲を変えてください。
X-450 CCPMはスライドブロックのいずれか一つのガイドを使用します。 |
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ピッチ角の調整
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ピッチ角は上写真のメインブレードピッチ・コントロール・リンケージの長さを調整します。
長くするとピッチが弱まり、短くするとピッチが強くなります。
リンケージの長さ調整は2箇所行います。同じ動きになるように調整してください。
スロットルスティクがセンター(50%)のときのピッチ角が0度になればここでの調整は終わりです。
※リンケージが調整できないタイプの場合はミキシングアーム・コントロール・リンケージの長さで調整します。
色々と調整されたい方は、調整可能なロッドとロッドエンドを購入してください。 |
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■サーボの動作設定(ラダー)
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ラダーはラジコンヘリコプターの姿勢制御で大変重要な部分になります。
ジャイロ等の補助用の電子パーツを使うのが当たり前になっていることからも、その重要性がお分かりなると思います。 |
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ニュートラル調整 |
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わずかに、ずれている場合はサブトリムで調整します。
サーボ・ホーンの取り付けは直角(90°)にするのが基本です。
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テールローターのリンケージの位置 テールローターの角度(裏面から見たとき)は下図のようにテールのコントロールバーが90度になるようにしておきます。(X-450 XLの場合) |
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ラザーサーボの取り付け方によってはリバースにしないといけないパターンがあります。
舵を切ってどちらの動きをしているか確認してください。
ラダーの動き |
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図と反対の動きをしている場合はリバースに設定にしてください。
ラダー用サーボの可動範囲を調整する必要があります。
標準の設定の場合、サーボの可動範囲が大きいため舵角調整を行う必要があります。
調整の範囲は左右の舵の限界地点より内側にします。
設定せずに、無理に舵を切るとサーボが壊れる可能性があります。
必ず調整してください。
※ジャイロとサーボの組み合わせにより設定方法が異なります。 ジャイロ側でリミット設定があるものはジャイロ側で行います。 また、ジャイロにリミット設定が無く、プロポ側で行う必要があるものもあります。 詳細はジャイロ付属の取り扱い説明書をお読みください。 ジャイロの動作確認はテールを左右に振って正しく動作しているか確認します。 振った方向と逆向きに機体を戻そうとする動きになっているか確認してください。 動きが反対の時はジャイロのリバース設定を行います。 リバース設定の無いジャイロの場合はジャイロを反対向き(上下逆向き)につける必要があります。 詳細はジャイロ付属の取り扱い説明書をお読みください。
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■ノーマルモードの設定(ホバリング)
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ホバリング設定の目安 |
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プロポのピッチカーブの設定をします。
ポイントはスロットルステックの0%、50%、100%のときのピッチ角の設定です。
初めてホバリング練習される方は、スロットルステック量0%時のピッチ角は緩め(あまりマイナスピッチをつけない)方が良いと思います。
ホバリング位置(スロットルステック量50%)は5〜6°が目安になります。
最初は移動が少ない設定の方が飛ばしやすいと思います。
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■アイドルアップの設定
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アイドルアップは飛行設定の切り替えに使用します。
入門者の方は、ホバリング設定と同じ設定をしておいたほうが、良いと思います。
※小型機であまり上空に飛ばすことは無いと思いますが、この設定のままの上空飛行させないでください。操作に慣れてきて、上空に飛ばす時は必ず上空飛行の設定をしてください。
ホバリング設定ではマイナスピッチが弱いため上空に飛ばしたヘリがなかなか下りてくれないといったことになります。 |
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■ブレードのバランス調整
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新しくブレードを使うときは必ず、ブレードのバランス調整を行います。
※中にはバランスを取るために、シールをかなりの量使用する必要があるつわものもあります。 このバランスが取れていないとヘリが暴れて操縦不能なんてことになりますので、 必ずバランス調整は行ってください。
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■ブレードの固定について
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メインブレードを固定するときの締め方に注意してください。 きつく締めすぎてブレードが動かなくなるとNGです。 また、ゆるすぎてもNGです。
手でブレードを動かして軽く動くか確認します。
力を入れなくてもブレードが左右に動く必要があります。 かつ、機体を傾けた時、ブレードの自重でブレードが簡単に動かない程度に締め付けます。
テールローターブレードも同じ要領で締め付ける力を調整してください。 カチカチに固定しないようにしてください。 |
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組み立て、調整と終わったところで、実際に動作させ設定を微調整します。 |
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